シズル感とは?photoshopを使ってシズル感を出す方法

2020/05/19

とある飲食関係のwebのお仕事の打ち合わせにて。
「シズル感がある素材…」
「シズル感を出すには…」
という言葉が続出しました。
はて、シズル感???
文脈からなんとなく「美味しそうな素材」ということはわかったのですが、
その後「シズル感」について徹底的に調べてにデザインに反映しました。

今回は、シズル感について調べたことをご紹介します。

シズル感とは?

シズル感とは、一般的に「ヨダレが垂れるような、より美味しそうに感じる表現」として認知されています。

ただ、これは、お客様か購入に至る理由になるとのを表現した言葉であって、
何も食べ物だけに使う言葉ではありません。例えば、車で言えば、速い速度で走るスピード感などもシズル感としてあげられます。

photoshopを使ってレタッチする方法

今回は、photoshopを使って、具体的に「肉」にシズル感を加える方法をご紹介します。

1.青みを減らす

photoshop
イメージ▶︎色調補正▶︎カラーバランス
青を減らし、赤、黄色の部分を増やします。

2.明るくする

photoshop
イメージ▶︎色調補正▶︎トーンカーブ 「画像内でサンプルして白色点を設定」ボタンを選択し、画像で純白にしたい箇所をクリック。
(選択した箇所を基準に全体が明るくなる) .

3.温かみを足す

photoshop
イメージ▶︎色調補正▶︎トーンカーブ
「チャンネル」の部分をレッドにし、グラフの中央をクリックし、少し上へドラッグする。
(赤みが増え温かみが増す)

4.脂をのせる

レイヤーを複製
photoshop
フィルター▶︎フィルターギャラリー▶︎アーティスティック▶︎ラップ
ハイライト、ディテール、滑らかさを調節
複製したレイヤーの脂の加工が不要な部分は消しゴムで消す。 ※皿や背景にもフィルターがかかってしまうため

最後に

Web制作者としては、クライアント様から提供された素材をレタッチして使用するというのが必須の技術になるかと思います。
一目で加工とわかるような写真も良くないし、素材の良さを最大に引き出すことが大切ですね。